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特殊なたんぱく質、ダウン症に関与か・自然科学研究機構など発見

 自然科学研究機構・生理学研究所(愛知県岡崎市)の小泉周准教授は23日、米ハーバード大学医学部などとの共同研究で、特殊なたんぱく質が網膜の編み目を規則正しくつくる役割を果たしていることを発見したと発表した。このたんぱく質はダウン症患者の脳内に過剰に存在し、神経の並び方に異常を起こしている可能性がある。
 今回の発見が原因不明のダウン症の仕組みを解明する初の突破口になりうるという。24日発売の英科学誌ネイチャーに巻頭記事として掲載される。

 働きを解明したたんぱく質は、ダウン症細胞接着因子(ディーエスカム)。遺伝によって同因子がないマウスは、網膜の神経の一つであるドーパミン細胞が無秩序に並んだり、絡まったりする。

Nikkei net
by YukiYukiKawa | 2008-01-28 22:18


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